ご両親の紹介で、サッカーをやっている高校1年生が太ももの前後、ふくらはぎがつりやすい、人とぶつかったことによる左膝の打撲ということで当院に、整体・鍼を希望していらっしゃいました。
これらの症状は坂を降りるとき、階段の昇り降り、ボールを蹴ることで痛みが出ていました。
膝がしっかり曲がらず制限があり、打撲しているところは腫れていて熱も持っていたので、セルフケアとしてアイシングと安静を指示しました。
練習を休むと試合に出れなくなるという厳しい状況のため、痛いながらも練習を行っていたのですが、2回目の施術の際には、ボールを蹴ったために、疲れも溜まっていたせいかついに太もも前面が肉離れのような症状になり、本人と相談して、一定期間完全に練習は休み施術に専念することとしました。
初めは、サッカーの休みが取れないため1週間に1回で通っていましたが、肉離れの様な症状がでてからは休みをとり週2回で治療にいらっしゃいました。
施術を続けて、5回目の時には正座ができるようになりました。
8回目には7-8割の力で走ることもでき、以前は後ろに高く振りかぶっただけで痛みが出ていた空のスイング(素振り)も痛みがでなくなりました。
9回目の施術のときは8-9割の力で走れるようになり。心配していたインステップキック、インフロントキックでボールを蹴ることもほぼ問題なくなりました。
それから練習に合流してもらってから治療にきてもらいました。練習は続けてやっても痛みは出ずみんなと同じメニューを目一杯できているということでした。
10回の治療で終了。
これからもサッカーをすれば疲れたまってまた痛くなり、今度また痛くなったら同じように治るのに時間がかかるのでそうなる前に定期的に1カッ月の間隔で治療しておくことが理想的です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA