炭水化物
最近テレビなどで人気の糖質制限についての本を読みました。
「炭水化物が人類を滅ぼす」夏井睦
(引用)
一般的には「ご飯や麺類は消化が良い。しかしお肉は消化に悪い」 と要られているが、これが大違いなのである。 肉や魚などのタンパク質は、 胃酸で速やかに消化されて小腸に送られるため、 胃滞留時間は数十分程度である。 逆にご飯や麺類は胃酸では消化されず、 いつまでも胃の中に留まっている。
この内容を読んでビックリしました。 私もお肉のほうが消化が悪いと思っていたほうなので、 本当なのかどうか実際に見てみたいです。
この著者は、 医者で緊急内視鏡検査の際や緊急で回復手術が行われる時には、 普通に食事をした後の状態の胃の中を見ることになるそうです。 そんな時、きまって目にはいるのは、 米粒と麺類と野菜だそうです。
一般の人が目にすることができるのは、 泥酔して吐いてる人のゲロを観察してみると中身は米粒、麺類、 そして野菜だけ。
確かにゲロの中に肉はあまり見ない気がします。
「糖尿病の食事療法は矛盾だらけ」という内容にも驚き。 血糖値をあげる唯一の栄養素は、脂質ではなく、糖質(炭水化物) 。
にもかかわらず、糖尿病の食事療法はというと、毎日の食事を【 糖質:タンパク質:脂質】=【60%:16~20%:20~ 25%】 にして1日の総カロリーを1600キロカロリーに抑えるというも のです。これは、カロリーのとりすぎ、 特に脂質のとりすぎが糖尿病の原因であるのだから摂取カロリーを 減らし脂質をなるべくとらないようにしなければいけない。 という考えに基づいて考えだされた食事なのだそうです。
食事の6割が血糖をあげる糖質じゃ、食後に血糖があがる。 血糖が上がったら糖尿病は治らない。
確かに。と、この本を読んで思いました。
糖尿病でも肉や魚、大豆製品、 など糖質の入ってないものなら食べてもいいのは、嬉しい事です。 わたしのイメージでは糖尿病になると美味しいものが食べれなくな るというイメージがあったので、 肉が食べれることになんとなく安心しました。