好き嫌いなど言わずに、心から感謝して食べるのが最低限の礼儀
今回も本を紹介します。
『調理師という人生を目指す君に』上神田梅雄(ダイヤモンド社)
内容は料理のことではなく、自己成長のための戒めの言葉や落ち込んだ心を支える激励の言葉が、文章と書で表されています。
私が心に残ったのは、
「人は、何を食べてきたか、どのように食べてきたかで、その人の性格がわかるような気がします。
食べものに好き嫌いをしない人というのは、素直にまっすぐ生きている人です。
そのことが、生きることの基本的なスタンスになっている、ぶれない人です。
命を繋いでいくのに、「これが好きだ」で「あれが嫌いだ」というのは、私が思うには「勝手わがままである」と言えます。」
わたしもそのとおりだと思いました。
「好き嫌いなど言わずに、心から感謝して食べるのが最低限の礼儀ではないでしょうか」
わたしは今好き嫌いなく食事を楽しむことができます。
これも両親に小さいころ躾をしてもらったからなのかなぁと思いました。
好き嫌いなく食事ができることを両親に感謝します。
相見先生の好き嫌いのなさの根源はここだったのですね。
好き嫌いは、食べ物だけでなく、対人間や、学問に、幅広く生きていますね。
とてもいい躾をしてもらい、ありがたいですね。